GACKT 大宮ソニックシティ
およそ4年ぶりとなる
GACKTさんのライブツアー。
先日、大宮公演へ足を運んだ。
【無料で配られるミルトンライト(ペンライト)】
4年前までは、
ビジュアライブ VISUALIVEと呼ばれる
音楽、映像、パフォーマンス(ダンスや演技)を織り交ぜたひとつの映画を見ているようなコンサートを行なっていた。
実に10年以上もの間
同じテーマで物語を繋げてきた。
それが4年前に終わりを迎え、
今年は20周年ライブと題し
普段のGACKTでは見られないような
The EntertainmentなLIVEツアーだ。
客席の声は賛否両論。
以前のようなヴィジュアライブを期待していた人からしたら「これで終わり?」というような声もあった。
内容的にはもちろん公演時間も
GACKTにしては短い。
4年前のツアーで
ファイナル公演へ足を運んだ際
公演時間はなんと4時間。
通常でも3時間を超える。
しかし、今回は2時間と
GACKTファンとしては
物足りないと感じるのも仕方ない。
ただ、考えてみれば今までがソロアーティストとしては考えられないクオリティだった。
それに今回はバンドメンバーをオーディションで受け入れた新体制のメンバーだ。
以前のようなクオリティを保てるわけがない。
演奏のテクニックが以前よりも高いメンバーだとしても、場慣れしてなければ観に来た人に感動は届かない。
その点はGACKT自身も理解した上でだろう。
珍しく公演の最後には まだまだ不甲斐ないメンバー と謝罪していた。
本人曰く、これから10年を見据えて活動するために、20周年の区切りではなく、21年目のスタートという思いらしい。
その辺が実にGACKTさんらしいと思った。
ソロアーティストとしては
シングル、アルバム オリコントップ10入りが日本記録という日本では知らない人はいないアーティストだ。
むしろ、アーティストとしては
韓国、台湾、中国等のアジアや
ヨーロッパでの人気がとても高い。
しかし、
20周年はこのまま終わらないと公言しているため、何かしら2020年はGACKTyearとして続くだろうが、ファンとしてももう少し大きな動きを見せて欲しいというのが本音だ。
今ツアーでは、
オレンジの太陽という曲を披露している。
知っている人も多いかもしれない。
GACKT名義で10年以上前のアルバムで発売された楽曲だが、実際はGACKT×HYDEのデュエット曲だ。
15年前、
『MOON CHILD』の主題歌でもある。
先日、Instagramでも2人がお茶をしている投稿が話題になったが、密かにHYDEのゲスト出演を期待している。
あり得るとすれば
今日から14日まで4日連続で行われる
東京国際フォーラムの公演のどこかだろう。
まだ、2人で歌うことが披露されたことがない
『オレンジの太陽』だが、
20周年で実現するか否か。
楽しみだ。